2020年3月14日 / 最終更新日時 : 2020年5月10日 caz81 読書 3月の雪、東京の春 村上春樹の「アンダーグラウンド」を午前中から読み耽っていた。先月に購入してから少しずつ読み進めていたが、今週末で読破できそうだ。東京の地下鉄でその事件が起きたのは3月のことだった。当時僕はまだ地元にいて、今こうして東京 […]
2020年3月1日 / 最終更新日時 : 2020年5月10日 caz81 読書 ひとりの「人間」として 僕は、人間として拙い。十代の頃は、周りとうまく馴染めない自分にずっと不安を覚えていたし、二十代の時は無限の可能性があると信じていたかった。幼い子ども達を見る度に、僕にも彼らと同じように物事をまっすぐ見る目を養い、世界の […]
2020年2月29日 / 最終更新日時 : 2020年5月10日 caz81 読書 宮部みゆき、「小暮写眞館」を読んで(初回) 宮部みゆきさん、この小説を書いて頂いてありがとうございます。とても心地いい物語でした。 閉店が近づく古本屋の小説コーナーでこの本を手を取った。700ページ以上の分厚さに、読もうかどうか少し躊躇した。僕はいつも小説の冒 […]
2020年2月23日 / 最終更新日時 : 2020年5月10日 caz81 読書 本屋探訪 行き先に迷ったら、ほぼ毎回本屋に向かう。買いたい本はあってもなくても、本屋に行く。なぜそうするのかって、もしかしたら魅力的な書籍に出会えるかもしれないという淡い期待をいつも持っているから。 本屋に行ってまず向かうのは […]
2020年2月22日 / 最終更新日時 : 2020年5月10日 caz81 読書 読書の深淵 今のところ、僕達は同じ人間として2回生まれて生き直すことはできない。死んだ後に僕達がどこに向かうのか、本当のところは誰にも分からない。そして人生のどこかの時点で、与えられた人生が一度きりの機会であることに気付く。気付か […]