継続は力なり

 自分を追い込むトレーニング。昨日より少しでも向上していたい。続けていると、どうしても手を抜きたくなってくる。限界まで身体をいじめるという気持ちと、手を抜いていいかなという気持ちが互いに牽制し合う。追い込めたかどうかは、自分の身体が一番よくわかっている。だから、手を抜いたなと思う時は気持ちがすっきりしない。筋トレで一番のハードルは気持ちのコントロールだと思う。

 大学生の時に始めた筋トレ。ジムに通ったり自宅でやったり、取り組んだ方法や場所は変われど、少しずつではあるが体型の変化を感じている。学生の時は、大学内のジムを使った。オリンピック選手も練習していたりして刺激的な場所だった。大学卒業後はアルバイトから始めたフィットネスクラブで、仕事終わりに同僚と遅くまでトレーニングに励んだ。そこには最新のトレーニングマシンが設置されており、全身くまなくたっぷりと追い込むことができた。熱心過ぎて、仕事中もついつい自分のトレーニングの為にマシンを使ってしまうことがあったので、それは反省している。

 スイミングスクールでの仕事になった時期には、家でのトレーニングが中心となった。ダンベルセットを買ってきて、ノートにメニューを記録しながらやった。仕事終わりで帰宅してからのトレーニングなので、疲れていて始めるまでに時間がかかった。明日やる、と決めて当日のトレーニングをやらないことも結構あった。変わったトレーニング器具も試した。取っ手の両端にバネと重りが付いていて、取っ手を持って振ると重りが負荷になって上腕から前腕にかけて刺激が加わる。両手で振ってみたり、片手で振ってみたり応用が効いた。広いスペースも必要としないし、器具自体がコンパクトなので使いやすかった。

 上京する時には、フラットベンチを一緒に持っていった。実際はほとんど使わず、トレーニングもあまりやっていなかった。ちょうど狛江に住んでいた時、24時間利用できるジムを見つけて通うことにした。調布にあったそのジムまでは徒歩で、往復1時間弱もかけて通った。正直、あまり賢い選択ではなかったと思っている。仕事の帰りが遅く、夜10時過ぎに調布のジムに向かって出かける。トレーニングが終わって帰る頃には深夜になっており、暗い道を眠気でふらふらになりながら歩いて帰った。せっかく鍛えても、身体を大きくするどころか、疲労ばかり溜まって成果は得られないと感じてジムをやめてしまった。

 今は自宅でトレーニングを続けている。腕立て伏せをしているのだが、自重ではもの足りずリュックサックにペットボトルを詰めて重りにしている。最初に使い出したリュックサックがペットボトルで一杯になったので、大きめのリュックを買い足したほどだ。体重が中々増えてくれないが、体調もよく見た目のいい変化もあるのでまだまだ続けたいと思う。

 続けることが難しい。そして続けることが一番力になると思っている今日この頃。

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