今、ここから
ブログを始める。この先読み返した時に、先の未来に向かって悔いなく生きられるように力をくれるものになればと願う。
今の心ざしを表すなら「自分という人間が、この一度きりの人生を通して、なれる限りの最高の自分になる」だ。
信じて疑わず情熱を注ぎ込んでいたものを、他人からの心ない言葉で否定された。それを機に中学生で不登校になった。生きる目標や生きる意味を考えずにはいられなかった。明確な答えが出ないまま、他人の顔色を伺い自分の行動がどう思われているかを考え、なるべく非難されない選択をすべきだと思っていた。理想を口にするだけで、世界を動かす歯車になる勇気がなく、いつも傍観者でいた。
大学生の時、日本を飛び出して留学も経験した。意図せず誰かを傷つけてしまったとしても、自分の願望や思いに素直になることも大切だと思った。帰国し、卒業前最後の英語の授業で「世界が少しでもよくなるように、自分自身の成長をもって貢献したい」とクラスメイトの前で英語のスピーチで締めくくった。
それから10年以上が経過した。戦争も貧困も世界からなくなってはいない。全ての人が自分らしく生きていける世界ではないかもしれない。自分ひとりの力だけで動かすにはあまりにも世界は大き過ぎる。
今自分にできることは、幸運にも健在なこの心と身体で命を全うし、心ざしを果たすことだ。そして願わくば、このブログを通じてひとりでも多くの人が前向きに輝けるように。